不動産売却をお考えの方で、売却価格にお悩みの方はいらっしゃいませんか。
売却価格を決める際には、固定資産税評価額が参考になります。
そこで今回は、固定資産税評価額を調べる方法とそこから売却相場を求める方法や売却価格を決めるコツについて、熊本市の不動産会社が解説します。
□固定資産税評価額を調べる方法について解説
固定資産税を調べる方法として、3つの方法があります
1つ目は、固定資産税課税明細書を確認することです。
1月1日時点に不動産を持っている人は、市町村から固定資産税課税明細書が送られてきます。
それを確認することで、固定資産税評価額が分かります。
また、売却時にその明細書は買い手に渡す必要があるため、事前に準備しておきましょう。
2つ目は、固定資産税評価証明書を取得することです。
不動産を管轄(かんかつ)している市役所で固定資産税評価証明書がもらえるので、これを見て確認しましょう。
証明書をもらう際には、運転免許証や健康保険証など身分が分かるものが必要です。
もし、代理人として所有者以外が入手する場合は、委任所が必要となるため注意しましょう。
3つ目は固定資産課税台帳を閲覧することです。
それぞれの市町村では、所有している土地や建物についての情報が載っている固定資産税台帳が見られます。
また、毎年4月ごろには縦覧制度で所有している不動産と近辺にある不動産が乖離(かいり)していないかチェックできます。
□売却相場を求める方法や売却価格を決める方法とは
土地売却の相場は固定資産税から計算ができます。
土地の固定資産税評価額が実勢価格の7割くらいであるため、固定資産税評価額に0.7を割ると算出できます。
しかし、計算結果よりも高く売れる場合もあるため、この計算式は目安として考えておくと良いでしょう。
*売却価格を決める際の3つのコツとは
売却価格を決定する際には3つのコツがあります。
1つ目は、最低価格を決めておくことです。
自分が最低限必要な資金を考慮しながら、どこまでなら値段を下げられるのかを決めておくのがおすすめです。
2つ目は、売却したい時期を決めておくことです。
不動産会社が出す査定額は、大体3カ月くらいで売れるように設定されています。
そのため、売りたい時期がある場合はそれに応じて金額を決めることが大切です。
値段にこだわりすぎず、大体どれくらいまでに売りたいかを決め、その期間内に売れるように設定しましょう。
3つ目は、不動産会社に相談することです。
値段が自分ではなかなか決められないという方は、不動産会社に相談するのも1つの手でしょう。
彼らは不動産売買に関して豊富な知識と経験があるため、相場に合わせて適切な価格を提案してくれるだけでなく、さまざまな有益情報をくれるはずです。
□まとめ
固定資産税評価額を調べる方法とそこから売却相場を求める方法や売却価格を決めるコツについて解説しました。
当社は熊本市を中心に不動産売却をお手伝いしておりますので、お気軽にご相談ください。