「不動産を売却することになったけれど、いつ引渡しを行えば良いのだろう」
「引渡しはどのように行われるのだろう」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
そこで今回は、引渡しまでをスムーズに進めるためにも、不動産の引渡しの時期と流れについて解説します。
□引渡しの時期について
物件を引き渡す前には家の片付けをする必要がありますよね。
あらかじめ引渡し時期について把握しておき、事前に準備を進める必要があります。
はじめに、引渡し時期について解説します。
引渡しは買主の決済が完了した段階で行うのが基本です。
不動産の購入費用は大きいため、一括で全て支払うことはないでしょう。
そのため、買主が代金を支払うと契約した日を引渡し日と考えると良いでしょう。
期日通りに引渡しができない場合、違約金が発生します。
違約金の金額は当事者間の取り決めによって異なりますが、基本的には売却価格の20%程度です。
いつまでも引渡しがされない場合は契約不履行とみなされ、さらに高額な違約金が発生する可能性があるので、注意しましょう。
引渡し日に確実に物件を引き渡せるように、逆算して引渡しの準備を進めましょう。
□引渡しが完了するまでの流れについて
続いて、引渡し当日の流れについてご紹介します。
まず、買主からの残代金を受け取ります。
残代金とは、不動産の売却代金から手付金を差し引いたお金のことを指します。
この際、領収書を買主に渡すことを忘れないようにしましょう。
続いて、買主に所有権移転登記の必要書類を渡します。
その後、固定資産税などの費用を清算します。
固定資産税やマンションの管理費などは、引渡しの前日までは売主が負担し、その後は買主が負担します。
負担額は日割りで清算するので、買主から精算金を受け取りましょう。
他にも、鍵の受け渡しや書類の引き渡し、仲介手数料の残額の支払いなどを済ませる必要があります。
鍵を渡す際には取引確認書への署名や捺印が必要であることも覚えておきましょう。
このような流れを知っておくことで、当日もスムーズに引渡しを進められるでしょう。
□まとめ
今回は不動産の引渡し時期と当日の流れをご紹介しました。
引渡し時期や当日の流れを確認しておくことで、安心して引き渡せるでしょう。
家の整理や必要書類の準備は前もって済ませておくことをおすすめします。
当社では売却から引渡しまでをサポートいたします。
熊本市で不動産売却をお考えの方はお気軽にご相談ください。