不動産売却で委任はできる?!委任制度について解説します

熊本市で時間的な制約などもあって、なかなか不動産売却が手につかないという方はいらっしゃいませんか。
また、初めて不動産売却をする方は全く方法も分からず不安ですよね。
そんな方には売却を委任するという選択もありますよ。
今回は不動産売却の委任に関する基礎知識と委任契約における注意点を解説します。

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□委任契約についてご存知ですか?委任が必要な具体例もご紹介します!

不動産の所有者は、不動産売却を代理人に委任できます。
代理人は所有者の名の下で売却に関する手続きを行うことになります。
つまり、委任状にある範囲内で代理人がした行為は所有者がした行為とみなされます。

不動産売却において委任が必要となる具体例は一般的に下記の5つです。
是非、参考にしてみてください。

1つ目は、所有者から売却する不動産が離れており手続きや売却活動が難しい場合です。
2つ目は、所有者がご高齢の方であり手続きや売却活動をするのが難しい場合です。
3つ目は、所有者に不動産売却に割ける時間的余裕がない場合です。

4つ目は、所有者が複数人の場合です。
5つ目は、所有者が未成年の方の場合です。

□委任契約をする際には2つの注意点に気を付けてください

1つ目は、あなたが必ず信頼のおける人を代理人として選ぶことです。
金額的なリスクも大きい不動産売却の委任です。
代理人を正しく選ばなければ、あなたに取り返しのつかない損害が生じることになりかねません。
慎重に考えて代理人を決めてくださいね。

代理人候補としては、利害の一致する親族や、弁護士や司法書士などの法律家を選出するのが一般的です。

2つ目は、所有者と代理人がいつでも連絡を取り合えるようにしておくことです。
委任状の内容にない手続きを行うには、代理人の方は所有者の方に毎回承認を得る必要があります。
情報交換や進捗確認なども、不安や不満のない不動産売却を成功させるには大切です。

スムーズに代理人の方が手続きを行えるよう、思いがけない方向に売却が進まないように、所有者と代理人の間の密接なコミュニケーションに心がけることをおすすめします。

4729381_s□まとめ

今回は不動産売却での委任制度についてご紹介しました。
様々な理由により自分で不動産売却を進めることは難しい場合も多く考えられます。
何かとトラブル等の不安も大きいかと思いますが、注意点に気を付けて準備を万全に行えば得られる利益も大きいです。
当社にご相談頂ければ、お客様の事情を聞いた上で専門家が全力でサポートいたします。

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