不動産売却の評価額とは何でしょうか。
言葉は知っていても、具体的にどんな特徴があるのか、何に使われるのかご存じの方は少ないかもしれませんね。
そこで今回は、不動産の評価額についてご紹介します。
□評価額について紹介します!
そもそも不動産の評価額とは何でしょうか。
評価額とは、不動産の固定資産税や都市計画税、不動取得税をはじめとした税金の計算の際に使われる価格を指します。
土地や建物などの不動産それぞれに評価額が存在します。
一言に不動産評価額といっても4種類があります。
ここでは、それぞれをみていきましょう。
1つ目は、固定資産税評価額です。
これは、文字通り固定資産税を算定する際の基準となります。
固定資産税を知りたい方は、この評価額を参考にすると良いでしょう。
実勢価格よりも低くなることが多く、土地では60〜70パーセント、建物では建築費の50〜70パーセントが一般的です。
固定資産税は、固定資産評価額に1.4パーセントをかけて出せます。
2つ目は、相続税路線価です。
これは、相続税がいくらか知りたい方におすすめの評価額の種類です。
3つ目は、実勢価格です。
これは、需要と供給から割り出されるため、市場取引価格を示します。
不動産売却を検討している方が、売却金額の相場を調べるのに役立ちます。
4つ目の公示地価は、土地の取引や担保評価の基準となります。
□相場に関する注意点について紹介します!
不動産売却を検討していると、相場について気になりますよね。
上記では、評価額が不動産の売却価格を検討する際の参考になることをご紹介しました。
ここでは、相場の注意点をご紹介します。
1つ目は、売り出し価格と成約価格の違いを知っておくことです。
売り出し価格は、売主が最初に希望した金額を指します。
一方で成約価格とは、買主が決まった際の最終的な価格です。
なかなか買い手が決まらない場合は、売り出し価格から値引きをするケースもあるため、成約価格が低くなります。
2つ目は、ご自身で価格を調べて決定するのは難しいことです。
専門知識を持つ不動産会社に依頼した方が、スムーズに的確な売却価格を決められます。
査定依頼を出して、価格を提示してもらいましょう。
□まとめ
本記事では、不動産の評価額についてお話ししました。
評価額は、不動産に関するさまざまな税金を計算する際に使われます。
また、相場に関する注意点も参考にしてみてください。
熊本市で不動産売却について不安をお持ちの方は、当社にお任せください。