不動産売却を何度も経験している方は少ないのではないでしょうか。
多くの方にとって初めての経験なので、売却金がいつ入金されるのかなどの流れを把握するのは難しいですよね。
本記事では、不動産売却の決済の流れや仲介手数料の支払いのポイントをご紹介します。
□決済の流れをご紹介!
不動産売却における決済は、買い手と売り手の売買契約締結から1ヶ月以内に行われます。
ここでは、決済から引き渡しまでの流れをみていきましょう。
決済の終了後には、大きく分けて2つのフェーズがあります。
1つ目は、決済から領収書の発行までです。
領収書の発行は売主によって行われます。
このフェーズでは、以下のことをする必要があります。
・本人確認をする
・書類の確認をする
・買い手側のローン手続きをする
・税金を精算する
それぞれの項目で、必要な書類や準備が異なるため事前に確認しておきましょう。
2つ目は、仲介手数料を支払ってから引渡しまでです。
仲介手数料は、売主と買主の両方から売買を仲介した不動産会社に支払われます。
このフェーズでは、以下のことをしましょう。
・仲介手数料を支払う
・司法書士に報酬を払う
・売主がローンを返済する
・抵当権抹消の手続きをする
・鍵と書類を買主に引き渡す
□入金の時期や仲介手数料の支払いのポイントを解説!
上記では、不動産売却の決済の流れをご紹介しました。
ここでは、その中でも入金の時期や仲介手数料の支払いのタイミングをみていきましょう。
不動産売却でお金のやり取りがあるのは、主に売買契約時と引渡し時です。
具体的には、売買契約時には買主から売主に対して手付金が支払われます。
さらに、売主と買主は仲介を依頼した各不動産会社へ仲介手数料を半分支払います。
引渡し時には、買主から売主へ残代金が入金され、両者それぞれが不動産会社に仲介手数料の残り半分を支払います。
通常、不動産売却活動は3〜6ヶ月ほど行われます。
そのため、売却活動を始めてから手付金が入金されるまで3〜6ヶ月、残金が入金されるまでは4〜7ヶ月をみておきましょう。
仲介手数料の支払いについて不安に感じている方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、注意点をご紹介します。
それは、仲介手数料は上記でも解説した通り、売買契約締結時に半分支払い、引渡し時に残り半分を払うことです。
その理由は、引渡しまで不動産会社に気を緩めずに取引を行ってもらうためです。
もちろん、不動産会社には売買契約締結時に手数料の100パーセントを請求する権利があるので、会社と相談することが大切です。
ただ、実際に半分ずつ支払う方法が多いことも押さえておきましょう。
□まとめ
本記事では、不動産売却の決済の流れをご紹介しました。
入金の時期や仲介手数料の支払いは、慣れていないと不安が大きいですよね。
本記事でご紹介した情報を参考に不動産売却を進めていきましょう。
熊本市で不動産売却をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。