熊本市で不動産売却をお考えの方で、
「外国籍を持っているが、不動産売却の仕方がわからない」
このようなお悩みを持つ方がいるのではないでしょうか。
今回は、熊本市で外国人国籍をお持ちの方に向け、不動産売却に必要な書類をご紹介します。
また、住民票と印鑑証明書の取得方法と代替書類についてもご紹介していきます。
□外国籍を持っている方が不動産売却をする際に必要な書類をご紹介!
*住民票や印鑑などの準備が必要
外国籍の方が不動産売却をおこなう際、身分証明証はもちろん、住民票や印鑑証明書など、他にもたくさんの書類が必要です。
しかし、住民票と印鑑証明書は、入手が困難な可能性があります。
なぜなら、住民票を発行するには、住民基本台帳制度の対象者である必要があるからです。
適応対象外の場合は、住民票の代わりとなる書類を準備する必要があるということをおさえておきましょう。
また、印鑑証明書も住民票と同様、住民基本台帳制度の適用対象者のみとなっている点に注意しましょう。
□住民票と印鑑証明書の取得方法をご紹介!
中長期在留者や海外在住者など外国籍の方の在留資格によって、住民票と印鑑証明書の取得方法が異なります。
ここでは、それぞれの取得方法を確認しましょう。
*中長期在留者の取得方法について
中長期在留者の方達は、住居地の届け出をした市町村の窓口で住民票の申請をおこなえば、外国人用の住民票をすぐに発行が可能です。
また、印鑑証明書も住民票と同じく、住居地を届け出た市町村に印鑑の登録もできます。
*海外在住者の取得方法について
海外在住者の方は、国内に住んでいないため、住民票がありません。
そのため、海外の住所の証明書類が必要です。
つまり、中長期在留者以外の外国人と同じ対応であるということです。
外国在住の外国人の方は、「その国の公証人に認められた住所に関する宣誓供述書」や、「在日の当該大使館領事部で認められた宣戦供述書」が住民票の代わりの書類です。
または、「住民登録証明書」も代替書類です。
印鑑証明書も同様、登録が不可能なため、印鑑証明書を登録していない場合の措置だということを理解しておきましょう。
□まとめ
今回は、熊本市で外国人国籍をお持ちの方に向け、不動産売却に必要な書類についてご紹介しました。
また、住民票と印鑑証明書の取得方法と代替書類についてもご紹介しました。
今回の内容は少し難しい点もあるかと思います。
ご質問や気になる点などありましたら、当社までお気軽にお問い合わせください。