家がいらなくなったらどうすれば良いの?専門家が詳しく解説します!

「家がいらなくなったらどのように処分すれば良いのだろう」
「処分する際の注意点について知りたい」

このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
この記事では、いらなくなった土地の処分について詳しくご紹介します。
所持している不動産の扱いにお困りの方がいらっしゃれば、ぜひ参考にしてください。

4290096_s

□家がいらなくなったらすぐに処分すべき理由

使う機会のない家を所持している場合は、すぐに処分した方が良いと言えます。
以下では、その理由を3つ紹介します。
所持している不動産を放置している方は、ぜひご確認ください。

1つ目は、建物の劣化が早いスピードで進むからです。

人が使用しなくなった建物は、ものすごいスピードで劣化していきます。
居住者が退去したタイミングでは問題のなかった住まいでも、数ヶ月放置するだけで一気にみすぼらしい外観になります。

この状態が続いてしまうと、売却時に価格がつかない可能性があります。
たとえ建物が美しい状態であったとしても後回しにせず、早めに処分方法を検討しましょう。

2つ目はその土地を悪用される恐れがあるからからです。

先ほども紹介したとおり、使わなくなった建物は一気に劣化します。
外から放置されていることが分かると、その土地に不法投棄が行われたり、ホームレスが住みついたりする可能性があります。

さらにその建物が原因のトラブルが発生する恐れもあります。
破損した屋根の一部が通行人に直撃したり、犯罪者によって放火が行われたりして近隣住民に迷惑をかけないために、早めの処分が求められます。

3つ目は無駄な費用がかかるからです。

たとえ誰も住んでいなかったとしても、家が建っている限り、固定資産税が発生し続けます。
さらに建物の劣化が原因で被害が発生し、役所から連絡が入った場合は、持ち主が費用を負担しなければなりません。
建物の維持費は放置期間が長引くほど高額になるため、無駄な出費を減らすために早く手を打つ必要があります。

□具体的な処分方法は?

ここまで、いらない家を早く売った方が良い理由を解説しました。
放置し続ける恐ろしさについてご理解いただけたのではないでしょうか。
そこでここからは、具体的な処分方法について紹介します。
処分方法は、売却活動によって処分する方法とそれ以外の方法に大きく分けられます。

*売却活動による処分方法

売却活動によって処分する方法は3つあります。

1つ目は中古物件としての売却です。
物件に売れる見込みがあり、少しでも多くの利益を目指す方であれば、中古物件として売りに出すことをおすすめします。
この方法を選ぶ場合は、不動産会社に仲介を依頼するのが一般的で、プロに依頼することでスムーズな売却につながります。
物件の状態や周辺環境、売り出すタイミングによって売却価格が変わるため、担当者と相談して満足のいく売却を目指しましょう。

2つ目は家を解体して更地としての売却です。
劣化が進んでおり、建物の売却が難しい場合はこの方法を選択しても良いでしょう。
使い勝手が良く、需要の多い土地であれば、更地の方がすぐに買い手が見つかる可能性もあります。

ただしこの処分方法を選ぶ場合は、どうしても解体費用が発生します。
そのため、土地のみを売却するのであれば、最低でも解体費用を回収できる価格で売り出すようにしましょう。

3つ目は不動産買取による売却です。
家を売却するにあたり、不動産会社に仲介を依頼する方法だけでなく、会社自体に買取ってもらう方法もあります。
買取の大きなメリットは、スピーディーな売却が可能な点です。
仲介による売却では3ヶ月程度の期間がかかる一方で、買取であれば最短1週間で売却活動が終了します。

しかし、買取に対応している不動産会社が少ない点や仲介に比べて得られる金額が少額になりやすい点に注意しましょう。

*売却以外の方法

売却以外で家を処分する方法は、2つあります。

1つ目は寄付です。
不動産の処分によって利益を獲得することを目指さないのであれば、寄付するのも一つの手です。
自治体や個人、法人が主な寄付の対象です。

この処分方法では手元にお金が残らないものの、建物にかかる税金や維持費から逃れることが可能です。
ただしあまりにも建物の状態が悪い場合、寄付を断られる可能性があることを頭に入れておきましょう。

2つ目は相続放棄です。
相続によって取得した不動産である場合、相続放棄をする手段もあります。
なお相続放棄が可能な期日は、相続可能日から3ヶ月以内で、この期間であれば相続税がかかりません。
ただし、相続放棄をしても財産の管理人が見つかるまでは家の管理が必要なので、注意しましょう。

2611953_s

□まとめ

今回は、いらない土地をすぐに処分すべき理由や具体的な処分方法を5つ紹介しました。
処分したい土地がある場合、なるべく早く処分の仕方を決定しましょう。
益城町で不動産売却に関して不安な方がいらっしゃれば、ぜひ当社へご相談ください。

カテゴリー: 不動産売却の豆知識   パーマリンク

無料会員登録

お電話の場合はこちら