住み替えで不安はありますか?住宅が売れない場合の対応をご紹介

「不動産が売れないときの対処法についてくわしく知りたい」
合志市にお住まいの方で、このようにお思いの方も多いでしょう。
そんな方に向けて今回は、不動産が売れないときの対処方法、ダブルローンとその注意点についてくわしくご紹介します。
是非参考にしてみてください。

不動産が売れないときの対処方法について

□不動産が売れないときの対処方法について

不動産が売れないときの対処方法として、以下の方法が挙げられます。

1つ目は、価格を下げることです。
「問い合せが少ない」
「内覧希望がほとんど入らない」
売却活動を開始してからも上記のような状態が続くようであれば、価格を見直す必要があるでしょう。

このような状態が続く原因として、売却価格が高いことが挙げられます。
もう一度査定書や近隣の似たような不動産の価格を調査し、適切な売却価格を判断しましょう。

「問い合せや内覧希望はあるのに、なぜか売れない」
「相場に近い価格で売却を進めているが、売却に関して進展がない」
もし、このような状況であれば、価格に大きな問題はないとも判断できます。
そのような場合は、不動産自体に問題がある可能性があります。

原因を把握した上で、売却価格を下げるか否かを判断することが大切であると言えるでしょう。

2つ目は、不動産をより良く見せる工夫をすることです。

問い合せや内覧希望が一定数ある場合、価格は市場のニーズからかけ離れていないと判断できます。
それでも売却にいたらない場合、不動産の見た目に問題がある可能性があります。

この場合の対策としては、ハウスクリーニングやホームステージングが効果的です。
ハウスクリーニングは、10万円以下でも可能ですので、不動産の見た目を良くするためにも積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。

ホームステージングとは、良い住まいを演出することです。
物があふれかえっていたり、生活感が丸見えだったりすると、どうしても買い手の購買意欲は落ちてしまいます。
不用品を処分したり、内見前の清掃に少し気を遣ったりすることで、成約にいたる可能性は高まります。

3つ目は、買取を検討することです。

売却を急ぐ場合、買取を検討されても良いでしょう。
買取とは、一般の消費者ではなく不動産会社に不動産を買い取ってもうという売却方法です。
買取業者は基本的に即金で買取が可能なので、最短で数日から数週間で不動産を売却できます。

ただし、買取価格は相場の7割前後になるのが一般的です。
その点も踏まえて、検討するようにしてください。

□ダブルローンについて

上記で説明した以外の不動産が売れないときの対処方法の1つに、ダブルローンを利用することが挙げられます。

ダブルローンとは、その名の通り二重のローンのことです。
住宅ローンが残っている不動産の買い換えなどの際に利用されることが多いです。

既に住んでいる住宅ローンの他に、新たな住宅ローンを組んで新しい不動産を購入し、2つの住宅ローンの返済をしていきます。
単純に数万円する住宅ローンを2軒分支払うことになるので、負担が大きくなることは容易に想像できるでしょう。

また、住んでいる不動産の売却代金で全額返済できなければダブルローンを利用できません。
ただし、売却代金で全額返済できなくても、預貯金などから補充して全額返済できれば利用できます。

「不動産をできるだけ早く売却したい」
「売却予定時期が迫っている」
このような場合にダブルローンを利用することがおすすめです。
ダブルローンの利用に際しては、自分の所有する不動産がどのくらいの値段で売却できそうかを把握しておきましょう。

□ダブルローンの注意点について

ダブルローン利用時の条件としてはまず、現在ローンを組んでいる金融機関からの了承を得ることが必要です。なぜなら、住宅ローンは基本的には1度に1つしか借りることができないためです。

ダブルローンを利用できる条件として、返済能力があること、返済期間の条件をクリアしていること、現在住んでいる不動産を売却した代金などで住宅ローンの残債を全額返済できることが挙げられます。
売却代金だけで住宅ローン残債が全額返済できない場合であっても、不足分を預貯金などで返済できれば問題ありません。

利用に際して、年間のローン返済額が年収の30パーセントほどであることや、70~80歳までの間に住宅ローンを完済できるかといったことを考えておく必要があります。
年収の30パーセントということは、新旧のローンを併せた毎月の返済額が20万円であった場合に、毎年の返済額は240万円となり、年収は800万円以上が必要だということになります。

ダブルローンを組む際の注意点として、年間のローン返済額を年収の30パーセント以下に収めること、70〜80歳までの間に完済することが挙げられます。
この注意点を意識して、ダブルローンを利用するのか否かを判断することが大切であると言えるでしょう。

ダブルローンの注意点について

□まとめ

今回は、不動産が売れないときの対処方法、ダブルローンとその注意点についてくわしくご紹介しました。
ダブルローンには多くの魅力がありますが、生活に大きな負担を強いる可能性があるため、利用に際しては家族でしっかりと話し合うことをおすすめします。
本記事に関して疑問等がありましたら、遠慮なくお尋ねください。

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